投信をはじめはしたけれど、株式投資と比べてどうかというと、そんなに違う気がしない。
まあ、結局は株だもんな。債権とかもあるけど。
ネット証券のサイトで投信積立購入の説明を見ると、毎年の利回りが何%として積み立てた場合いくらになるかってのがあったが、これはいくらなんでも夢の世界だろ。
インデックス型投信の積み立てを勧める本もよくみかけるけど、5%や7%で例をあげるのはいかがなものだろう。あなたにもできるっていう謳い文句で書店にならんでいた株の本と同じ匂いがする。などといいつつ読んでますが。
日経平均のデータを集めて、どの時期にいくらで始めて何年後、何十年後にどうなってるかというのをいろんなパターンで出してみた。
やっぱり時期によって千差万別、長期の場合インフレ率も気になる。何十年も貨幣価値が同じってわけでもないだろうから、一定の金額で何十年もの長期のシミュって意味あるんだろうかなどと思いつつグラフをいろいろつくってみる。やっぱりあまり意味のないシミュレーションになったかもしれない。
でもまあ、なんとなくではあるけれど、気がすんだ。
始める時期や今の基準価額にこだわっても意味がないとも言われるけれども、こだわるよ、こだわっちゃうよ。
大きく下落しても、やがては戻り世界経済は成長するっていう考えも間違ってはいないと思うけど、ほんとに現金が必要になったときに、どの状況にあるかってことが全てだと思う。年金もほとんど国民年金のみの私の場合、老後に入って収入がなくなってる時期に暴落の時期と重なったりしたら泣くね。号泣だね。
だから今の時期に始めたのは、失敗だらけの我が人生において数少ない正解だったのではないかと。いや、この先どうなるかはわからないけど。
つまり、投信も人生をかけたギャンブルであることに変わりない気がします。毎月自動積立なので、株のようにまとまった金額を自分の意思で動かすわけじゃないんで、気持ち的に楽だからギャンブルな気分ではなくなってるだけで。
株と言っても一度の売買にせいぜい20か30万ほどを年に2、3度なので、トータルで考えたらそうかわらない額だったりもするんだけど。
ただ、個別株の見極めなんて、市場全体よりもさらに難しいというのはいやっちゅうほど身にしみたので、4、5年もすれば日本経済も今よりよくなって、先進国全体がなんとなく右上がりになってることを願って、ちまちま続けます。投信を。
新興国どうするかなあ。うーん。